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お金がない! 借金を返せないときどうする? 相談できる場所と方法

2022年01月24日
  • 借金問題
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お金がない! 借金を返せないときどうする? 相談できる場所と方法

さいたま市では、消費者金融、カードローン、住宅ローンなどの借金問題でお悩みの方に向けて、無料の多重債務者向け相談窓口を常設しています。多重債務の問題でお悩みの方は、このような相談窓口を利用して相談を行うことも借金問題解決に向けたひとつの方法です。

お金を使いすぎてしまって借金の返済ができなくなった、急な出費が発生して他の支払いができなくなってしまったなどお金に関する悩み事を抱えている方も多いでのではないでしょうか。借金を抱えて返済ができない状況に陥った場合には、そのまま放置しているとさまざまなデメリットが生じます。

本コラムでは、借金を返すことができなくなった場合の対処法について、ベリーベスト法律事務所 大宮オフィスの弁護士が解説します。

1、お金がないときしてはいけないこと

お金がなくて借金の返済ができない状況であったとしても、以下のような対応は避けるようにしましょう。

  1. (1)新たな借金をする

    お金が足りなくなった場合には、銀行、消費者金融、カードローンなどを利用して新たに融資や借り入れを行う方がいます。一時的にお金が足りなくなっただけで、確実に返済することができる見込みがあればこの方法でしのげるでしょう。しかし、そうではない状況の場合、多重債務の状態に陥る危険があります。

    消費者金融やカードローンを利用する方法は、手軽にお金を手に入れることができるため、ついつい利用してしまいがちです。しかし、借金の返済のために借金を重ねることは、根本的な解決にはなりません。

    借金をすれば利息をつけて返済をしなければならず、当初借りたお金よりもどんどん金額が膨らんでいってしまいます。新たな借金は、一時的な解決手段にはなりますが、計画的に利用をしなければ支払い困難な状況になるおそれがあるので、できる限り避けたほうが賢明でしょう

  2. (2)闇金に手を出す

    闇金とは、貸金業としての登録を行わず、出資法に違反するような高金利でお金の貸し付けを行う違法な金融業者です。多重債務の状態に陥り、どこからも借り入れをすることができなくなり生活費にも困るような状況になると、闇金から借金をしようとする方もいます。

    しかし、闇金から借りてしまうと、違法な高金利での返済を強要されますので、より経済的に追い込まれる状況になってしまいます。また闇金に対する返済が滞ると家族や勤務先に対して執拗に連絡をしてくるなどの違法な取り立て行為によって、精神的にも追い込まれてしまいかねません。

    闇金は、一度関わってしまうと自分の力だけでは抜け出すことが困難です。犯罪行為に手を染めさせられる可能性もあります。絶対に手を出さないようにしてください。

  3. (3)借金を放置する

    借金を返済することができる経済的な余裕がないからといって、借金を放置するのはリスクが高い行為です。

    借金の返済が滞ると債権者(銀行や消費者金融といったお金を貸している側)としては、返済の催促を行い、それでも返済がない場合には、借金の返済を求める裁判を起こしてきます。そして、裁判で判決を得ると、債務者(お金を借りている側)の財産から強制的に借金の回収を行うために給料や預金などを差し押さえる手段にでてきます。給料が差し押さえられれば、勤務先にも借金の存在が知られてしまいますし、生活自体も困難になってしまうでしょう。

    また、住宅ローンの滞納があった場合には、期限の利益(住宅ローンの返済を、返済スケジュール通りに行っていけばいいというメリット)を喪失し、一括での返済を求められます。さらには、担保に取られている自宅を競売などによって奪われてしまうリスクが高まるのです。

    そのため、借金の返済ができなくなったという場合には、ひとりで解決しようとするのではなく、すぐに借金について相談できる機関へ足を運ぶことを強くおすすめします

2、お金がないときどうする? 頼れる相談先

お金がなくて借金の返済ができない状況になったときには、以下のようなところに相談をしてください。

  1. (1)家族・親族

    借金が返済できなくなった場合には、まずは、身近にいる家族や親族に相談をしてみるとよいでしょう。家族であれば、親身になって相談に乗ってくれるでしょうし、借金の金額次第では、返済を手伝ってくれる可能性もあります。

    消費者金融や闇金に手を出して、多重債務に陥る前に、信頼できる家族や親族を頼ってみるのもひとつの方法です。

  2. (2)自治体の借金相談

    各自治体では、無料で借金の相談に乗ってくれる専門の窓口を設けているところがあります。借金問題で悩む場合には、自治体の借金相談を利用してみるのもよいでしょう。

    家族への相談とは異なり、借金に関する専門家からアドバイスをしてもらえますので、借金問題解決に向けてより具体的な方法を知ることができます。ただし、自治体での借金相談は、あくまでも相談だけであり、債権者との交渉などの具体的な対応をしてくれるわけではありませんので注意しましょう。

  3. (3)弁護士

    弁護士に借金についての悩みを相談することによって、借金問題解決に向けた具体的なアドバイスをしてもらうことができます。そして、具体的な対応が必要な事案については、弁護士が代理人として債務整理の手続きを行ってくれます

    債務整理の方法としては、後述する「任意整理」、「自己破産」、「個人再生」という3つの方法がありますが、弁護士は、債務者の置かれている状況を踏まえて最適な方法を提案します。早期に適切な債務整理を行うことによって、被害が深刻になる前に解決できる可能性を高められます。

    もちろん、弁護士には守秘義務がありますので、弁護士に相談した内容が家族や職場に知られるということはありませんのでご安心ください。

3、弁護士ができる借金の整理方法

債務整理の方法としては、「任意整理」、「自己破産」、「個人再生」という3つの方法があります。

  1. (1)任意整理

    任意整理とは、債権者との交渉によって借金の減額や将来の利息のカットに応じてもらう方法のことです。借金の返済が困難になった場合でも、安定した収入がある場合には、毎月の返済額を減らすことや将来の利息をカットすることによって、借金の返済が可能になる場合があります。

    また、任意整理は、自己破産や個人再生とは異なり特定の債権者だけを債務整理の対象にすることが可能です。そのため、生活に車が不可欠だという場合には、自動車ローンの債権者を除いて借金の整理をすることができます。

    任意整理には、自己破産や個人再生のように借金をゼロにしたり、大幅に減額したりするという効果はありませんしかし、裁判所を利用しない債務整理の方法ですので、自由度の高い方法だといえます

  2. (2)自己破産

    自己破産とは、借金の返済が困難になった場合に、裁判所に申立てをすることによって、借金をゼロにしてもらう方法です。借金がゼロになり返済する必要がなくなる、というメリットがあります。

    ただし、一定以上の資産を有している場合、自己破産を行うときは資産を処分したうえで、債権者への配当に回さなければならないという点はデメリットとなるでしょう。また、一定の資格などが必要な職業に従事している方は一時的に仕事ができなくなる点もデメリットとなります。

    もっとも、多重債務に陥っている方の多くは、手元にほとんど資産がない状態であることが多いでしょうそのような状態の方であれば自己破産によるデメリットはほとんどありません。ただし、保証人がいる場合には、あなたが自己破産をしたあと、保証人に請求が行くリスクがあります。あなたが返済する必要がなくなっても、あなたの保証人になった方はあなたの借金を保証する義務を負っているためです。

  3. (3)個人再生

    個人再生とは、借金の返済が困難になった場合に、裁判所に申立てをすることによって、借金の総額を大幅に減額し、原則として3年(最長5年)の分割で返済を行うという方法です。

    個人再生は、主に住宅ローンのある自宅を残したまま債務整理を行いたいという方が利用する手続きです。また、ギャンブルを理由に借金をしたなど、法律で定められた自己破産を認められない要件(免責不許可事由)にあてはまり、自己破産が利用できなかった方も利用できることがあります。

    なお、個人再生は、借金の返済をしていく手続きになりますので、定期的な収入があるなど返済を継続することができる方でなければ利用することはできません

4、弁護士に借金の整理を依頼するメリット

債務整理を弁護士に相談することによって以下のようなメリットがあります。

  1. (1)最適な債務整理の方法を提案してもらえる

    債務整理の方法には、「任意整理」、「自己破産」、「個人再生」の3つの方法があることはすでに紹介したとおりです。借金の問題で苦しむ方にとってどの債務整理の方法が最適であるかは、状況に応じて異なってきます。弁護士は、借金の総額、借金の経緯、収入、資産などを踏まえて、最適な債務整理の方法を提案します。

    最適な債務整理の方法を実施することによって、借金の負担を最小限にすることが可能になりますので、早めに弁護士に相談をするようにしましょう

  2. (2)債権者からの取り立てがストップする

    弁護士に債務整理の依頼をすると、弁護士から各債権者に対して「受任通知」という書面を送ります。そして、債権者が弁護士からの受任通知を受け取ったあとは、債権者から債務者本人への取り立てが一時的にストップします。

    債権者からの督促や連絡で精神的ストレスを感じている方にとっては、債権者からの取り立てが一時的にでも止まるだけで、気持ちが楽になりますので、それだけでも大きなメリットといえます。もちろん、その後の債権者の対応もすべて弁護士が行いますので、ご安心ください。この間に、生活を立て直すための準備に集中することができるでしょう。

  3. (3)交渉や裁判所への申立てなどすべての手続きを任せられる

    弁護士に債務整理を依頼することによって、面倒な債権者との交渉や裁判所への申立てなど債務整理に関する一切の手続きを弁護士に任せてしまうことができます。手続きの中で、裁判所に出頭いただいたり、破産管財人や再生委員とお会いいただいたりすることもありますが、この際も、弁護士が必ず同席をしますので、ご安心ください。

    ご本人は必要に応じて弁護士と打ち合わせをしたり、必要な資料を収集したりするだけで済みますので、債務整理に関する負担を最小限に抑えることが可能です

5、まとめ

借金を返済するお金がなくなってしまった場合には、ひとりで悩まず、弁護士に相談をしましょう。弁護士に相談をすることによって、借金に関する問題は解決への道筋が見えてきます。早期に相談をすることによって、解決に向けた選択肢が多くなりますので、早めに相談をすることをおすすめします。

借金に関するお悩みは、ベリーベスト法律事務所 大宮オフィスまでお気軽にご相談ください。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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