弁護士相談はベリーベスト法律事務所 大宮オフィスへ。
弁護士インタビュー
JR各線「大宮駅」より徒歩10分の位置にある、ベリーベスト法律事務所 大宮オフィス。さいたま市は、商業・サービス業に従事する方が非常に多く、また都市雇用圏における中心都市のひとつであることから、都心に通勤通学するという方が多いエリアでもあります。 ここさいたま市では、どのような弁護士相談が多く、弁護士は実際にどのようなポリシーを持って日々の業務に対応しているのでしょうか。大宮オフィス所長、本間 雄一朗弁護士にインタビューしました。
Q1.本間先生が弁護士を目指したきっかけを教えてください。
実のところ、私は大学に入学するまで、明確に将来の夢というものを抱いたことがありませんでした。法学部政治学科へ入学した経緯も、大変恥ずかしながらなんとなくというのが正直なところです。そのような経緯でしたので、専攻である政治学には全く興味が持てなかったのですが、法学部の授業の一環として枠組みだけを学んだ法律学は非常に興味深いものでした。
大学2年の頃に、自分の将来について真剣に考えるようになりました。
私はマイペースな性格で、とにかく自分のペースで自分の予定をやり遂げたいタイプです。そこで、自分自身に大きな裁量があり、自らの力でやり遂げることができ、かつ、人の役に立てる仕事として、窮地に立たされた人を救う「弁護士」という職業が頭に浮かび、離れなくなりました。
大学2年の1年間、図書館で職業案内本など弁護士に関する本を読みあさり、「これだ!」と思ったので、弁護士を目指すことを決心しました。
今振り返ってみると、なんとなく入学した政治学科で「法律」に出合うことができたのは、私にとって非常にラッキーなことでしたね。
Q2.実際に弁護士になり改めて感じていることはありますか。
弁護士は「社会生活上における医師」などと言われることがあります。私自身、弁護士になるまでは特に疑問なくそのように思っていました。
しかし、実際に弁護士になってみて、医師とは決定的な違いがあるということを痛感しています。
患者の病気を治す医師の仕事はいわば絶対的な善といえるでしょう。病気は悪だからです。しかし、弁護士の仕事というのは、依頼人がいる以上、必ず敵対する相手方が存在します。そして、依頼者も相手方も同じ人間です(法人を構成するのもまた人間です。)。その論理的帰結として、たとえ依頼者にとって善となる結果を出せたとしても、相手方にとっては悪でしかないということが少なくありません。「相対的善」とでも言いましょうか、そのような事実に直面し、葛藤することは多々あります。
もちろん、弁護士として、依頼者の味方であるという姿勢は徹頭徹尾貫きますし、法的トラブルを抱えている方を救いたいと思う気持ちに嘘偽りはありません。むしろ、弁護士の仕事にはこのような二面性があるのだということを理解し、肌で感じることができて初めて本当の意味で弁護士としてスタートラインに立てるのかな、と思います。
そのうえで、ご相談をお受けする際に意識していることはあります。
法律問題は、算数の計算問題とは異なり、唯一の解が存在するわけではありません。たとえば、離婚問題ひとつをとっても、離婚後の生活次第では「そもそも離婚しない」という選択をした方がメリットが大きいということも十分にあり得るのです。
そこで私は、まずはフラットな状態でご相談者の話にしっかりと耳を傾け、今置かれている状況をクリアにするところから始めます。そして、ご相談者が何を望んでいるのか、何に不安を感じておられるのか、本音の部分を丁寧に炙り出したうえで、採りうる解決策を可能な限り複数ご提示することを常に意識しています。
Q3.本間弁護士が弁護士として心掛けていることを教えてください。
やや抽象的な話になってしまいますが、弁護士になってから日々意識していることは、司法試験では学べない、法律知識以外の要素をいかに体得していくかということです。
司法試験を突破した弁護士が一定の法律知識を有しているのは当然でしょう。スタートラインは皆同じというわけです。「弁護士としての腕」というのは、それ以外の要素にあると私は考えています。
当たり前のことですが、弁護士は、依頼者が体験した事実を体験できません。自分が体験していない事実をいかに深く掘り下げ、具体的に聞き出し、実体験さながらに把握することができるか?まずは事実関係を的確に捉える力が必要だと考えています。
また、先ほどの話と重なる部分もありますが、依頼者にとっての「最善」をつかみ取るためには、依頼者が何を求めているのかを追求するだけでは足りず、相手方は何を考えているのか、裁判官はどのように考えているのかなど、関係当事者全員の本音の部分をいかに正確に捉えるかという視点が欠かせません。
こういった観察力とか洞察力といった力は司法試験の勉強だけでは到底学べない部分ですし、結局のところ、さまざまな方とのコミュニケーションの中で磨いていくしかないと考えています。ですから、私は、たとえ相手が社長であろうと小さな子どもであろうと、誰とでも分け隔てなくフラットな姿勢で接することを常に心掛けています。
Q4.大宮オフィスではどのような弁護士相談が多いのでしょうか?
大宮オフィスは、平成25年11月に開所しました。実は、ベリーベスト法律事務所に入所する前から、いつか大宮にオフィスができたら所長になりたいと希望していましたので、念願かなった形でした。おかげさまで、開設当初は私ひとりだった弁護士は、令和元年12月現在で私を含め7名、パラリーガルは6名の計13人体制となり、大宮エリアでは比較的大きな規模のオフィスに成長しました。
オフィス自体は大宮駅の近くにありますが、埼玉県の裁判所の本庁は浦和にあります。そのため、実際に裁判や調停などの対応をするときは、大宮から浦和の本庁や川越、越谷、熊谷の支部まで足を運ぶことになります。電車は都心などには出やすいのですが、警察署などは最寄り駅から遠いことがほとんどなので、都心に比べると車があった方が便利なエリアだと思います。そのためか、交通事故に関する相談も比較的多いです。
それでも、お客さまからご相談いただく内容としてもっとも多いのは離婚問題(男女問題を含む)です。2番目に多いご相談は労働問題です。特に、残業代や不当解雇について悩まれている方が多いという印象です。以降は多い順に、交通事故、遺産相続、債務整理、刑事事件、一般民事、企業法務などのご相談をいただいております。
Q5.ベリーベスト法律事務所に相談するメリットを教えてください。
私は、ベリーベスト法律事務所にご依頼いただくメリットは大きく分けて3つあると考えています。
①ワンストップサービス
ベリーベスト法律事務所には、弁護士以外にも、弁理士、税理士、司法書士、土地家屋調査士など、さまざまな他士業が所属しています。
たとえば、相続問題では遺言書の効力に関するご相談はもちろん、遺産の範囲や遺産分割内容などについて争いが生じてしまったとき、弁護士が介入することで問題を解決することが可能です。ただ、相続のケースでは、相続税の問題や相続登記の問題を切り離して考えることはできません。
この点、多くの法律事務所では、依頼者は改めてそれぞれの専門士業を探して別途依頼しなければなりませんが、ベリーベスト法律事務所であれば、税理士も司法書士も所属していますので、ワンストップですべてお任せいただくことが可能です。
②全国にオフィスがあること
令和元年12月現在で、ベリーベスト法律事務所のオフィスは日本国内だけで33拠点あります。全国にオフィスがあるということは、どのような案件であっても、各オフィスの弁護士間で連携して対応できることを意味します。
たとえば、刑事事件において依頼者は埼玉県在住だが逮捕地が遠方であるというケースや、離婚調停において相手方が遠方に居住しているという場合、他の法律事務所では弁護士の日当や交通費などが非常に高額になってしまうことがありますが、ベリーベスト法律事務所であれば、それらのコストをかけずに対応できるケースがほとんどです。
つまり、物理的距離の制約がありません。
③数多くの弁護士が所属していること
ベリーベスト法律事務所は、個人の法的トラブル(一般民事)を中心に対応している法律事務所としては、令和元年12月現在、日本国内でもっとも所属弁護士が多い法律事務所となっています。多くの弁護士を擁しているということは、それだけ多くの事件を取り扱ってきたことを意味します。「事実は小説より奇なり」という言葉のとおり、個人の事件は多種多様であり、特殊なケースも少なくありません。多くの事件処理により培ったノウハウや知見はすべて所内で共有されていて、他の事件処理に活かされています。他の事務所でお断りされてしまったという事件であっても、ベリーベスト法律事務所であれば対応できるケースが多々ありますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
Q6.弁護士相談に迷っている方へメッセージをお願いします。
弁護士に相談することは、皆さんにとっていまだ非常にハードルが高いことのようです。弁護士に会うというだけで緊張されてしまうという方も少なくありません。「この程度のトラブルで相談をしたら笑われてしまうのでは?」などとお考えになり、相談をためらってしまう方もいらっしゃると聞きます。
しかし、実際には、相談にいらした時点ではすでに手遅れで、もはや打てる手がひとつもないというケースが多々あります。発熱する前に病院へ行けば風邪を未然に防ぐことができるのと同じように、法律問題の場合も、何か問題が起こりそうだと感じた段階で迷わず弁護士にご相談いただければと思います。早期にご相談いただければ、証拠(裁判では必須です。)の収集方法についても効果的なアドバイスができますし、対応の仕方についても、より多くの選択肢を提示することができます。相談が遅すぎることはあっても早すぎることはありません。ベリーベスト法律事務所では無料相談をご利用いただける分野が多いので、ぜひご活用いただければと思います。
法律論は非常に難しいものです。だからこそ、難解な法律用語をなるべく簡単にご説明し、ご理解いただけるよう、所員一同、常に心掛けています。ひとりで悩みを抱え込まず、私どもに話をしてみてください。少なくともベリーベスト法律事務所は、いわゆるハードルが高い法律事務所ではありません。どんなご相談でも構いません、まずはお気軽にお問い合わせください。